大変嬉しいことに、牧落倶楽部ではお馴染みとなりつつあるあの方が今回も来てくださいました。そう、作曲家の松本俊明さんです!今回のライブは12月という事で、アヴェ・マリアやクリスマスメドレーのオリジナルアレンジも入ったロマンティックなプログラムとなっていました。 クリスマスメドレーは「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」と言った定番曲で構成されていました。松本さんのアレンジで幻想的でブリリアントな大人の曲にブラッシュアップされていて、うっとりと聴き入ってしまいました。

今回も私の楽しみにしている即興コーナーを盛り込んでくださいました。こちらもお馴染みとなりつつありますが、三人のお客さまからそれぞれ異なる音を言っていただき、その3つの音をテーマにした曲を即興で演奏していただくというものです。今回はファ・シ・レの音を使っての曲、というお題になりました。そんな三音で曲ができるの??との私の勝手な心配をよそに、スラスラと軽快なファシレのワルツを弾かれ、まさに神業!と、会場からも拍手喝采でした。

この度、ある小学校の校歌を作詞作曲されたとのお話しがありました。校歌の作曲を松本さんに依頼するとは、なんて素敵な学校なんでしょう!どんな校歌なのか是非聞いてみたいです。 松本さんは自ら学校を訪れてコンサートを行うなど、音楽活動を通じて積極的に教育に携わっていらっしゃいます。作曲家という普段あまりお目にかかることのない職業の方と直に接し、その演奏を生で聴くことで子どもたちにとって素晴らしい体験になると思います。それが松本さんのような純粋で優しい方であればなおさら、暖かい記憶となっていつまでも心に残ることでしょう。子ども達にどんな時でも希望を持って強く生きて欲しいという思いから、このような活動を展開されているそうです。小学生の子どもを持つ母親として率直に嬉しく、ありがたいです。是非息子の小学校にも来ていただきたいものです。 もちろん大人の私達のためにもまた是非牧落倶楽部に来ていただいて、その美しい音楽と暖かいお人柄で癒していただければ幸いです。ありがとうございました。

12/2 松本俊明トーク&ライブより