牧落倶楽部 探求SERIES 第一弾 “ハプスブルク”講座全5回シリーズの第4回目です。

前回までの講義で19世紀ハプスブルク帝国では多民族が共生しようとする社会で あったということを見てまいりました。今回は第一次世界大戦まで時代は巡り、 大津留先生が近年特に力を入れて取り組まれている青野原の捕虜収容所で展開さ れたミニュチュアのハプスブルク世界についてのお話です。

遠い西洋のお話から 我々の住む日本での話題へ、興味は尽きません。ぜひ皆様ご参加ください。

今回もサロンよりオンライン同時配信を行います。ご都合に合わせてお申込ください。

第一次世界大戦時、兵庫県青野原に設置された捕虜収容所には青島で捕虜になっ たドイツ兵、ハプスブルク兵500名ほどが収容されていた。それは様々な民族か ら構成される中欧の縮図であった。この収容所の楽団が奏でたソルヴェーグの歌 は、帰らぬ恋人を想うソルヴェーグの悲しみになぞらえた捕虜たちの故郷への想いを今日に伝えている。ご堪能下さい。

【日時】2022年9月4日(日)14:00開演(13:40開場)

【会場】牧落倶楽部サロン

【料金】4,000円(消費税込)

【講師】大津留 厚

【演奏】青野原楽団/横山亜美(ヴァイオリン)・武田直子(ピアノ)

【曲目】E.グリーグ/ソルヴェーグの歌
    F.シューベルト/魔王(H.W.エルンスト:シューベルトの『魔王』による大 奇想曲)
    F.クライスラー/愛の喜び、ロンドンデリーの歌

     *プログラムは予告なく変更させていただく場合がございます。

【お申込】

 サロンは定員に達しましたため、お申込は締め切りました。
 ご視聴をご希望の方はオンライン配信をご利用下さい。

 

【お願い】
・サロンへは高校生以上の方にご入場いただけます。
・ご予約確定後のキャンセルはご遠慮下さい。

元祖 青野原楽団

【オンラインでのご視聴をご希望の方へ】

 この催しはツイキャスのプレミア配信にてライブ配信を行います。
 ご希望の方は「ツイキャス プレミア配信チケット」をご購入 ください。
 ご視聴料金は1,000円※(消費税込)です。
 ※別途システム利用料がかかります。

 

 ※なお、第1〜3回の録画も配信しております。ご参加いただけなかった方、もう一度ご覧になりたい方はご利用ください。
  お申し込み後1週間ご視聴いただけます。ツイキャス公式ストアよりお申込下さい。

 

講師:大津留 厚

東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程単位取得退学。
大阪教育大学助教授、神戸大学教授を経て、現在、神戸大学名誉教授。
国際学修士。
専門はハプスブルク近代史。

演奏:横山亜美(ヴァイオリン)

大阪の箕面市生まれ。6歳より父 故 横山莞五、母 故 清水玲子に手ほどきを受け、2008年よりイタリアに留学、2013年クレモナ国立クラウディオ・モンテヴェルディ音楽院を首席で卒業。同年、フィレンツェ・クレッシェンド国際ヴァイオリンコンクールソロの部で第一位を受賞。帰国後は関西を拠点にソロ、室内楽中心に多数の演奏活動を行う。

演奏:武田直子(ピアノ)

京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専攻を首席で卒業。卒業時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞。2003年からUniversity of North Floridaへ留学。
1stアルバム「Passion」をリリース。
現在ライブ配信アプリ17LIVEやYouTubeにも積極的に取り組み、関西中心に演奏活動も行う。
武田音楽教室ピアノ講師。

青野原楽団
青野原楽団

◆青野原楽団とは
100年前、兵庫県加西市青野原の捕虜収容所ではオーストリア=ハンガリー帝国捕虜による「青野原収容所楽団」が結成され、演奏会が行われていました。捕虜達の生きた証を伝える「青野原・オーストリア2019プロジェクト」の音楽交流事業の中で発足した現代の青野原楽団は、100年前の捕虜楽団を精神的なルーツとし、収容所跡地で復刻演奏を行うなど、当時の記憶を伝える活動をしています。
青野原・オーストリア2019プロジェクトwebサイト https://aonogaharaproject.org

【イベント】“ハプスブルク講座” ー 第4回「青野原 ― 箱庭のハプスブルク」